ふたりはプリキュアMaxHeart 2 雪空のともだち

MaxHeart 2作目の映画。 空の園の老師と孫悟空ムタ、鳳凰の卵から産まれたひなたを守る為ブラック・ホワイト・ルミナスが頑張ります。
些細なケンカから始まり、最後は『本物の友達』の大切さを教えてくれる心温まるお話です。
なんとシークレットゲストも出てきますよ!

前作はブラックが頑張ってましたが、こちらはホワイトのバトルに注目です。


【ブラック・ホワイト・ルミナスvs雪だるまザケンナー】
ハードパンチャーな相手ですが、グローブ部分がやわらか素材の為あまり痛くなさそうです。
少し前のケンカのせいで、ブラックとホワイトの連携が取れていません。
今回のルミナスはハーティエルアンクションという技が出せるようになっているだけ頑張れるようになりました。


【ブラック・ホワイトvsフリーズン・フローズン】
プリキュアマーブルスクリューマックススパークルもフリージングブリザードの前に歯が立ちません。
ルミナスは…一生懸命氷柱を引っ張ってました。


【ブラックvs心に氷を植えつけられたホワイト】
ホワイトを相手にして、まったく手を出せないブラック。
左ストレートをうまく取って腕をひねり上げるシーンは、ブラックにとって珍しい関節技。
『暴漢に襲われた時の対処法』のお手本といえる動きです。
(ちなみにこのシーン、ミシミシとSEが入って相当力を入れて締め上げてます)

カメラアングル的に頭の部分を写さないでの攻撃。まあ大体想像がつきますが…。
その後は首を持っての投げと非情な攻撃が続きます。


心に氷を(ryブラックvs心に氷を(ryホワイト】
ブラックも氷の心を植えつけられ、ホワイトと戦いを始めてしまいます。
ただ個人的にこのバトルは本気で戦っている感じがしないというか、言ってしまえば『組み手』をしているような感じがします。
洗脳されてどちらも感情も無いわけですが、おかげで相手を倒そうという意識もあまり感じられないといいますか。
やはり本気でやりあってはダメだろうと言う事で、意図的にそういった演出にしたようにも思います。

ここでの注目すべきはやはりホワイトの極め技でしょう。

ブラックの右ミドルを受け止めた後、右手と首を掴んで膝裏を蹴り体勢を崩す
さらに右腕に右脚を絡ませて押さえ込み、体勢を前のめりに
左手を掴み伸ばした状態にして、頭を右手で地面に押さえつける

…と文字だけではとてもわかりづらいのですが最終的にはこのような形になります。


まあこれでもわかりづらいと思うので、実際に動く映像を見ていただいた上で上記解説を読んだ方がわかりやすいと思います。
ちなみにこの技は
左腕…逆関節に伸ばされる(変形アームバー)
頭…地面に押さえ付けられる
右腕… 太ももとふくらはぎで締め上げる
と3点を極める相当辛い技です。
脚は完全にフリーなので相手を蹴ったり、パワーがあるならそのまま持ち上げてバックフリップ等で落として返す事は可能ですね。
サンボ(ロシアの格闘術)を髣髴とさせるような一連の複雑な流れに、劇場で初めて見た時は本当にビックリした思い出があります。
まあこの技を見る為だけにわざわざもう1度見に行ったわけですが…。


【スーパーブラック・スーパーホワイトvsフリーズン・フローズン】

ルミナスの貴重な攻撃シーン『チョップ2発』をお見逃しなく!
ブラックとホワイトは氷漬けにされてしまいますが、ひなたの力でスーパープリキュアとなり復活します。

通常ブラック目線でバトルが進む事が多いのですが、この場面は珍しくホワイト目線で進んでいます。
後ろから勢いよく投げ飛ばした後ホバー状態で追いかけてさらに追撃をします。
そして倒れ込むフリーズンの前には、先回りしてしゃがんで待つスーパーホワイトの姿が…。
ブラックへの連打同様にカメラワークでうまく顔を隠している辺りが、キレたホワイトの恐ろしさを冗長させてるなと思います。
フリーズンの攻撃を避けてさらに長い髪を相手の顔に当てて怯ませた後右腕を掴み投げ飛ばします。
髪を武器するというものもプリキュアでしかなかなか見られない攻撃なんじゃないかなと思います。
同じくブラックがフローズンを投げ飛ばし、両者をぶつけあいます(この後のフリーズン・フローズンのアホなケンカも注目です)。
最後は再びプリキュアマーブルスクリューマックススパークルで、フリーズン・フローズンを倒します。
ルミナリオはありませんが、最後にルミナスに大きな見せ場があります。

 【感想】
この作品以後プリキュア同士が戦う事はご法度扱いになってしまいました。 上記に書いたとおり色々と配慮をしているとは思うんですけどね。
ED曲は別に嫌いでもないって思ってる少数派です。

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